カットは、美容は物理だな~と凄く感じています。
- mehrrysapporo
- 2022年12月27日
- 読了時間: 2分

オープンしてからずっと…もっと言えばその前の、美容師としてスタイリストになってからずっと、カットは探求し続けています。(きっと全ての美容師さんがそうだと思いますが!)
もちろん、各々にベースとなる、ある程度完成されているカット方法があると思います。ただ、それだけだと、お客様の悩み等に、たまに対応できない部分が出る事があります。そういったことや、お客様が思った以上の仕上がりを目指すには、新たなカット方法で枠を広げる必要があると考えています。
最近は、簡単に言うと骨格を把握する事、収まりの良い梳き方に着目しています。
良く"骨格に合わせた"等聞きますが、まず骨格とは、頭の形、お顔の形を指す事が多いと思います。
今回私達が言っているのは頭の形の方で、更に、頭蓋骨の凹凸の事を指しています。
まず、大枠では長方形、卵型、逆三角、絶壁、ハチが張っている…等が、日本人では多いと思います。お顔立ちとも関連付いてきます。
その中でも、頭の中で部分的に張り出したり、へこんでいたり、くぼみが強い部分があります。その部分が、実はかなりカットの仕上がりに影響が出てきます。
例えば…毛量が多く感じる、同じ長さに切っても左右差が出る、一部が跳ねやすくなる、タイトになり過ぎる、等です。
このあたりを無視せず、一人一人に合わせて綺麗にスタイルを造る様工夫を凝らします。
具体的には、ベースカット(カットには、設計図の様な"展開図"と呼ばれるものがあります)である程度対応し、ドライまたはブロー後(ヘアスタイルやスタイリング方法に合わせます)に、左右やボリューム調整を、収まりや持ちの良くなる様な梳き方で、調整していきます。
まだまだ説明した部分はカットについての一部分に過ぎません。もっともっと掘り下げて、一人一人のお客様が、扱いやすいお洒落なヘアスタイルで生活できる様、カットの考察は日々続けていきます。
Mehrry メーリー 美容室 https://www.mehrry.com https://lit.link/mehrry
一人一人の魅力を最大限に引き出すヘアスタイルを提案し続ける、札幌市中央区のプライベートヘアサロンです。
日本(福岡・東京)で培った技術とニューヨークで得た経験やセンスを活かし、個性や雰囲気、髪質や骨格やスキントーン、ファッションをふまえ、スタイル提案をしていきます。
似合わせを考えた上での再現性の高いカットや、海外では定番のブリーチを使ったハイライト等のカラーデザインを得意としています。
50年後の未来を考え、可能な限りサスティナブルな美容室運営にも取り組んでいます。
オーガニックカラーを始め、髪や肌、地球に優しく、デザイン面への再現性も兼ねた薬剤・商材を使用しています。
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