シャンプー考察最近版。
- mehrrysapporo
- 2021年11月27日
- 読了時間: 4分
更新日:2021年12月9日
写真はお取り扱いしているシャンプー等です。私達も一押しの低刺激性スプリナージュ。また、オーガニックのヴィラロドラ(要注文)です。どちらもダメージケアやアンチエイジング効果が見込め、スプリナージュは潤い感、ヴィラロドラは艶を感じられます。

プロモーションはここまでにしまして、
約1年、お店をオープンしてから様々なお客様の髪を触り、シャンプーについて肌で感じ、再確認した事がいくつかあります。
一つ目は、主成分の洗浄成分の強さによって、髪の乾燥度合い、パサつき、まとまり感、収まり感、色持ちなどが左右される事。
二つ目は、シリコンによって薬剤の反応、特にカラーの発色が左右される、という事です。
まず洗浄成分についてですが、カラーやパーマをされている方や、髪が乾燥し易くまとまりにくい方は特に、アミノ酸系等の洗浄力の穏やかな物を使用する事をお勧めしています。仕上がりの違いの感じ方に個人差はありますが、髪や頭皮の乾燥が改善(かゆみの改善)、髪の硬さが緩和した様に感じる、カラーの色持ちが良くなる、アホ毛が出にくくまとまりやすく、スタイリングがしやすくなる、等…沢山のメリットがあります。
正直に本音を言ってしまいますと、カットしている側も形や質感が作りやすいと感じます!
次にシリコンについて。結果から言いますと、シリコン入りのシャンプーを長期使用している方は、特にヘアカラーの発色がしにくい、という事です。元来染まりやすい髪質をしていたとしても、シャンプーまでシリコンが含まれていると、かなりコーティングしてしまい、染まりにくくなる可能性があります。
シリコン自体は手触りを良くする為のもので、皮膚刺激は少ないですが、シャンプーで洗い落とせない程のシリコンは、カラーやパーマ等の邪魔になってしまうみたいです。
なので、シャンプーはノンシリコンで、トリートメントはシリコン無し、有りを髪質に合わせて使用する方が良いのかな、と今の所考えています。
また少し余談になりますが、シリコンにも種類があり、タンパク質と結びついているものや、さらっとするもの、重いタイプのものがあるそうです。実際に成分表示には明記が無い事が多いらしいですが、個人的には、トリートメントでしようするなら、髪の補修成分であるタンパク質と結びついているものが好ましいな、と思っております。
話を戻しまして、特にメーリーでは、ヘアカラーはオーガニック度は違えど全てオーガニックの頭皮や肌に優しい物を使用している為、仕上がりに影響し易そうです。逆に言えば、それでも関係なく発色するカラー剤は、結構強い(刺激が強い、ダメージが大きい)のものなのでは、、、と考えています。そのお話は、今後またブログにします。
ただ、ノンシリコンの低刺激性シャンプーと言われても、どれがいいのか全然分からないですよね。更にサロン専売品は中々お値段が張りますし…なので私達はオフレコで、お使いの市販の物でも、質問して頂ければ解析して合っているか合っていないかを可能な限りお伝えしています。
またサロン専売品でも、刺激の強い物があるので、一度調べてみても良いかもしれません。
洗浄力が強く、他の保湿成分でしっとり感を出していたとしても、結局パサついたり、痒みが出てしまう方が多いと感じています。
以前のブログ同様、文字数多めで横道逸れ逸れ、長くなってしまいましたが、今一番伝えたいシャンプーについての内容でした!
Mehrry メーリー 美容室
一人一人の魅力を最大限に引き出すヘアスタイルを提案し続ける、札幌のプライベートヘアサロンです。
日本(福岡・東京)で培った技術とニューヨークで得た経験やセンスを活かし、個性や雰囲気、髪質や骨格やスキントーン、ファッションをふまえ、スタイル提案をしていきます。
似合わせを考えた上での再現性の高いカットや、海外では定番のブリーチを使ったハイライト等のカラーデザインを得意としています。
50年後の未来を考え、可能な限りサスティナブルな美容室運営にも取り組んでいます。
オーガニックカラーを始め、髪や肌、地球に優しく、デザイン面への再現性も兼ねた薬剤・商材を使用しています。
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